スクールカウンセラーを公立小学校1万校に配置 その2
スクールカウンセラーの配置が各県でどうなっているのかについて、テキトーに選んだ県の当初予算を調べてみました。
愛知県
平成22年度当初予算
スクールカウンセラー設置事業費 545,433,000円
小 学 校 配置校数70校→144校
中 学 校 全校配置を継続
高等学校 定時制高校も対応
平成21年度当初予算
スクールカウンセラー設置事業費 456,150,000円
千葉県
平成22年度当初予算
スクールカウンセラー等配置事業 4億1400万円
中学校や高校におけるいじめ、不登校などの早期解決を図るため、生徒のカウンセリングや保護者等への助言等を行うスクールカウンセラーを配置するとともに、状況に応じて福祉等の関係機関と連携して問題解決を図るスクールソーシャルワーカーを配置します。
平成21年度当初予算
スクールカウンセラー等配置事業 5億4800万円
茨城県
平成22年度当初予算案
・スクールカウンセラー配置関連事業: 2億1400万円
小学校62校(拡充)、中学校全233校、高校28校
私立学校(小中高)29校
・スクールカウンセラーの期間派遣
高校51校
・スクールカウンセラーの臨時派遣
小・中学校40回(拡充)、県立学校72回
平成21年度当初予算
スクールカウンセラー配置関連事業: 2億2300万円
小学校59校、中学校全233校(全校)、高校28校
私立学校(小中高)30校
・スクールカウンセラーの期間派遣
高校51校
・スクールカウンセラーの臨時派遣
小・中学校36回、県立学校72回
静岡県
平成22年度当初予算
心の教育関連事業費 279,694,000円
スクールカウンセラーの配置は、この一部
小学校21→23 校
中学校173 校
高等学校10 人
社会福祉士の配置小中学校13 人
平成21年度当初予算
心の教育関連事業費 278,080,000円
スクールカウンセラーの配置は、この一部
小学校 17→21 校
中学校 173 校
高等学校 10 人
社会福祉士の配置 小中学校 14 人
増額は、愛知県、静岡県で、減額は、千葉県、茨城県です。
愛知県は、8928万3000円の増額で、小学校への配置を倍増。
静岡県は、161万4000円の増額で、小学校への配置を2校増やし、社会福祉士(ソーシャルワーカー?)の配置を1人減らす。ということです。
千葉県は、1億3400万円の減額、詳細は不明です。
茨城県は900万円の減額ですが、小学校への配置を3校増。
という状況です。国の予算が各県の予算にどのように反映されるかは、よく分かりません。はっきり分かることは、各都道府県によって違いがあるということです。