情報商材
どうしても気になるので、書いておきます。
ブログの記事の下に、広告が表示されていることがあります(このブログには表示されていません)。記事の内容に合わせて、リンクが3~4個貼られていることが多いようです。例えば、記事に「不登校」という言葉があれば、不登校に関連した広告が表示されたりしています。
この広告が気になっています。
不登校に関連した広告では、「○日で学校に行くようになった」などという言葉がブログの記事の下の広告(リンク)に表示されています。リンクをクリックしてみると、不登校の子どもにどんな風に関わったらよいかについて書かれた体験談を販売するという広告でした。いわゆる「情報商材」というもののようです。
私の仕事関係で言えば、不登校だけではなく、発達障害とか、そういうテーマに関しても、情報商材の広告が表示されるようです。
情報商材を否定するものではありませんが、情報商材の問題点としては、
料金が適切か? 内容が適切か?
ということが言えると思います。一般の書籍では、内容が確認できるため、料金が内容に応じたものかどうかを確認することができますが、情報商材では、一般にその確認が困難でしょう。
不登校や発達障害に関しては、学問的な背景を持つきちんとした調査や研究に基づく知見が、研究者や実践家向けだけではなく、一般の方に向けても、書籍として販売されています。家族や本人自身の体験談も数多く出版されています。公共の図書館を利用すれば、無料で読むことができるはずです。アマゾンなどで検索して読者の評価を参考に購入するのも良いと思います。一般に公開されていないような、価値ある貴重な情報というのは、なかなかないように思います。
ブログを書いている人に悪意はないにしても、自分の記事を読んでいる読者がそういう広告に誘導される可能性があるということを、ブログを書いている(特に心理的な援助職の)人たちには知っておいてほしいものだと思いました。
| 固定リンク
« 技法 | トップページ | 臨床心理士が労組結成 »








コメント
しばらく前からこのブログの空気感がすごく好きで読ませたいただいていました。はじめてこのブログにコメントさせていただきます。
いちぼんさんが提起いただきました問題、わたしもたいへん気になっております。
私共のような対人援助職に携わる者が、自分で責任を持てる範囲で、自分の推奨する書籍等への商品へのリンクを張り、ささやかなアフィリエイト収入を得たとしても、そのことで一般の方も何も咎めだては致しますまいし、もしそのサイトが有料サイトであれば、サイト運営費のささやかな補填(まるでいまどきの銀行の利子のような補填に過ぎないことが大半でしょうが)と読者の皆様もみなして下さいますことでしょう。
しかし、google adsenseに代表されるような、ブログ管理者が内容チェックできない形で、さまざまな広告が掲載されてしまうようなシステムが表示されることに、サイトを管理する対人専門家自身が無自覚でいいのかということは常々感じます。
たとえばこのココログでしたら、フリーコースに広告非表示のオプションを加えた場合の月々の支払いは260円あまりに過ぎないわけです。月260円なら、推薦図書についてのちょっと気の利いた紹介やレビューだけで十分取り戻せるわけでして(@niftyの回し者ではありません ^^;)
この問題を提起してくださいましたことに感謝いたしますと共に、こうした問題意識が広まることを期待して止みません。
投稿: みつひろ | 2009年4月 6日 (月) 18時40分