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2008年3月12日 (水)

スクールカウンセラーに対する評価

新年度のスクールカウンセラーの配置がはっきりしてきました。各県で少しづつ事情が違うようですが、同じ時間で、担当する学校を増やしたり、実質的に配置が削られてきています。

スクールカウンセラーが必要なければ税金の有効な活用の点からも配置を削るのが望ましいでしょう。しかし、実際のところ、スクールカウンセラーは、どのように評価されているでしょうか?

例えば、2007年9月6日に、「教育相談等に関するアンケート」が実施されています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/kyouiku/houkoku/07082310.htm

小中・高等学校の校長先生がスクールカウンセラーをどのように評価しているかについて結果が出ています。
中学校の校長先生(スクールカウンセラーを派遣している中学校 567校)の調査結果では、

現在のスクールカウンセラーの勤務形態について

 回答数構成比
週1回38568.1パーセント
週2回7713.6パーセント
その他(月2回、3回など)10318.2パーセント

スクールカウンセラーの活用についてどのように考えますか?(1つ選択)

連日の勤務が望ましい25.4%
連日ではなく、週2日又は週3日のように1週間に複数日の勤務が望ましい49.3%
現状の勤務形態が概ね適当14.1%
相談効果があまり見られず、それほど必要性が感じられない0.2%

スクールカウンセラーについてどのように受け止めていますか?(1つ選択)

学校の相談体制の中核的な役割を果たしていると認識している14.1%
生徒や保護者が気軽に悩みを打ち明ける存在として、必要な存在と感じている27.8%
教員とは異なる観点を持つ外部の専門家という位置づけで、効果があると感じている53.3%
スクールカウンセラーとのコミュニケーションが不足していることなどにより、学校として、必ずしも有効に活用されているとは言えない1.9%
スクールカウンセラーに相談する生徒があまり見られないなど、学校としてスクールカウンセラーの活用に疑問を感じている0.0%

概ね、スクールカウンセラーは週1回の勤務で、専門家という位置づけで効果が感じられる。そして、現在の勤務日数よりもより多い日数で勤務することが望まれる。という調査内容です。これは、中学校567校の校長先生が回答している内容です。

私の個人的な感想でも一応、スクールカウンセラーは役に立っていると思うし、校長先生たちも、そう判断してくれているということです。

続きの記事
「教育相談等に関する調査研究協力者会議の提言です」
 http://arusc.cocolog-nifty.com/arusc/2008/03/post_4e74.html

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コメント

 「空も、つながってる」さん、トラックバックありがとうございます。
 スクールカウンセラーの時間数が削減され、さらに、予算を削ってSSWに予算をつけたんですね。これだけ、時間数増の要望があるのに、現場の声に反して、8時間から6時間に、そしてさらに削減されていくでしょう。配置校は増やす、しかし、一校あたりの時間数は減っていく。
 2006年度は、いじめを苦にした自殺が相次ぎ、2007年の2月・3月に、時間数を増やしましたよね。どうしてあんなことをするのでしょうか。3学期は、クラスの人間関係とかできあがっているじゃないですか、1学期・2学期に、時間数を増やすべきですよね。
 もっと、政治家にアピールしないといけないですよね。
 このブログで、スクールカウンセラーのことを正確に取り上げていただいているので心強いです。

スクールカウンセラーに対する評価
新年度のスクールカウンセラーの配置がはっきりしてきました。各県で「少しづつ」事情が違うようですが、同じ時間で、担当する学校を増やしたり、実質的に配置が削られてきています。

日本語は正しく使用しましょう。「少しずつ」が正解です。

スクールカウンセラーは資格さえとれれば誰でもなれる仕事です。人格的に問題のある人でも学校でいじめの相談などをうけてマニュアルどおりのアドバイスをし、お給料を貰っています。人の子供の事なんて、所詮は他人事ですよ。私の知人のカウンセラーは息子の保育園時代、母子ぐるみのいじめに率先して参加していました。傷つけられたこと多々。親がしっかりしていれば、こんなお仕事世間にはいらないんですがね。税金のムダ。

ある母 様
コメントありがとうございます。カウンセラーを職業としているお知り合いに傷つけられたとのこと、同業者の一人として大変申し訳なく思います。 カウンセラーは、あくまでも職業でしかないので、本当に子どもを大切に思う家族の存在がなによりだと思います。
 カウンセラーにはできることよりも、できないことの方が多いように思います。私は、カウンセラーとして小さいけれども、できることをコツコツとこなしていくことが大切だと感じております。
 もし、カウンセラーから援助を受ける中で、カウンセラーから傷つけられたと感じた時には、そのことをお伝え下さると大変有り難く存じます。その場合、そのカウンセラー自身だけではなく、そのカウンセラーの職場の上司、そのカウンセラーの所属する団体(臨床心理士であれば、臨床心理士会)にお伝え下さるようお願い申し上げます。傷つけられた気持ちを、他者に話すという、ご面倒やご負担をおかけしてしまいますが、よろしくお願いいたします。利用者の生の声こそ、カウンセラーという職業が本当に必要なのか、必要でないのかを考えていくためには、重要だと感じます。
 私自身も、自分自身のことについて、関わっている人たちを傷つけてはいないかをもう一度振り返ってみたいと存じます。

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