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2006年1月

2006年1月28日 (土)

言葉を発するときの気分

ビューティフル・マインドという映画を見ました。
映画の内容にはここでは触れられないのですが、良い映画だと思います。お勧めです。
ここで書きたいことは、映画の最後のシーンで主人公で数学者のジョン・ナッシュが受賞のスピーチをしている場面についてです。
スピーチの最後で、ジョンは

今夜 私があるのは-、 君のお陰だ。 君がいて 私がいる。 ありがとう。

と言います(日本語字幕)。

このシーンでは、客席には、主人公の奥さんのアリシアが座っていて、スピーチをするジョンと客席からジョンを見つめるアリシアが交互に画面に写されます。ふと思ったのですが、日本語字幕で「君」と書かれていますが、原文ではきっと、“you”ではないかと…(当たり前ですが)。そして、あることを、ちょっと不思議に思ったのです。

それで、調べてみると

I'm only here tonight because of you. You are the reason I am. You are all my reasons. Thank you.

と、ジョンはスピーチしています。
この場合、“you”はアリシアを指すと考えるのが自然でしょう。映像でも、アリシアに語りかけているようになっていましたし…。でも、英語では、“you”は、単複同型なのですね、たしか。だから、聴衆に向かって「皆さんのおかげです」と語りかける場合にも、“I'm only here tonight because of you.”というようになるのではないかなぁと思います。

ここまで書いてきて、私は英語の専門家でもなんでもないので、非常に恥ずかしい勘違いをしているのではないかと、不安になってきましたが、続けます。

べつに、ここまでは不思議でもなんでもないのですが…。

私が不思議に思ったのは、英語では、「あなた」と「あなた方」が同じ単語で表現されるということです。私自身が自分を振り返ってみると、言葉を使っているときに、「あなた」と言うときと、「あなた方」と言うときは、私(言う側)の内側に生じている気分に違いがあるのです。もしかして、英語を使う人は「あなた」と言うときと「あなた方」と言うときには、生じている気分はあまり違いはないんだろうか…? それって、不思議だなぁ…という、疑問を持ったのでした。

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2006年1月19日 (木)

ちゃんと泣ける子に育てよう

お薦めの本を紹介します
「ちゃんと泣ける子に育てよう」という本です。まずタイトルが良いですね。「ちゃんと泣ける」って本当に大切です。

著者の大河原美以さんは、「怒りをコントロールできない子の理解と援助―教師と親のかかわり」という本を書いておられます。「怒りを…」の本も素晴らしいのですが、「ちゃんと泣ける子…」は、そこからすこし発展しつつ、主として保護者を対象に書かれています。
多くの人に読んでもらいたい本です。お勧めします。

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2006年1月16日 (月)

他人の時間

 最近(でもないけど)気づいたのですが、私は、他人の時間を占拠(?)することが、どうも苦手です。占拠するとは、ちょっと適当な表現ではないのかもしれませんが…。例えば、床屋に髪を切ってもらいに行きます。その時、床屋さんが私に係りっきりになってしまうことを、心のどこかで申し訳ないように感じてしまうのです。特に、他のお客さんが待っていたりすると、その気分は非常に強くなります。私は、床屋に行くのがどうもおっくうだったのですが、このことも、理由のひとつでしょう。私が、なぜこんなふうに感じたりするのかの理由は、私のたどってきた歴史に見つけることができるのですが…。

 だから、もし私が中学生でスクールカウンセラーが学校にいた場合、相談に行きたいと思っても、なかなか相談には行けないですね、きっと。スクールカウンセラーの時間を占拠してしまうことに、罪悪感を感じるでしょう。そして、スクールカウンセラーが忙しそうなほど、私は、相談には行けないでしょう。もし行っても、できるだけ速く切り上げて、相談を終わらせてしまうのでしょう。

 これだけの理由ではないのですが、スクールカウンセラーはやっぱり、あまり忙しそうでは、良くないと思います。ヒマそうなのがいいですね。

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