グインの言葉
栗本薫著 グイン・サーガ第83巻
「嵐の獅子たち」p46~47より
ときには俺は敵をも信じる。敵の知性を信じられるときにはそれを信じる。敵の計算づくを信じられるときにはそれを信じる。信じるというのは、なにも何から何まで相手がおのれに都合よくしかふるまわないだろうと考えることではない、それは信頼ではなくておのれの傲慢というものだ。信じるというのは、おのれの相手を見る目の正しさをたのむことだ。その目が正しければ、俺はなにも失望せずにすむ。 -俺はいまだかつて、なにものかに失望させられたことはないと思っている。
それにしても、グインってかっこいい
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